はじめまして、この度出版社の公募にて念願かなって絵本を出版しました。 絵本 X Facebook はてブ LINE コピー 2020.09.13 はじめまして、この度出版社の公募にて念願かなって絵本を出版しました。 この『タヌキのカナモノヤ』は角田きょうこさんの童話を絵本にしたもので、小1の子供に読んでもらうために絵にあわせて文を直しました。何と着想から完成まで16年ほどかかりました。まるまる16年コツコツと制作していたわけではなく、前作『ブラックフィッシュタウンの人々』という絵本の、こちらもまた公募展の賞金(数千円)で買った本の中にあった、ガーナのアサフォ族に伝わる旗の本から、原色の布と荒々しいほどの縫い目に感動し、自己流で布の絵本を制作しはじめました。ネズミから始まり、色々な生き物がお客さんとしてタヌキのカナモノヤを訪れますが、小さい生き物ばかりで思うように儲からず、タヌキは苦悩する訳ですが、ここで私もタヌキ同様に苦悩する表現につまずき、10年ほど寝かせた後やっと完成させた訳です。その間に南米雑貨屋さんでパナマ共和国、クナ族に伝わる民俗手芸であるモラを購入しました。こちらも鮮やかな布でできた手仕事にインディオのスピリットを感じました。単純なように見えても複雑な構造に圧倒され、日本でもモラの教室があると知り、モラの技法を学びます。技法の一つに螺旋の迷路があります。タヌキが苦悩する場面に、この螺旋の迷路が使えると考えたのが昨年のことで、それから最後まで一気に原画が出来上がりました。この場面は子供達に人気で、お友達のaちゃんは本当につるのおまわりさんのゴールを目指して迷路を指で辿っているそうです。最後のページのタヌキのお風呂屋の場面では、小さい生き物たち全員がお風呂に入っているか確認して寝るそうです。絵本を出版した事で、思いがけず新しい繋がりができていくのが楽しいです。この場を借りて、後押ししてくれた家族、出版社の方々に御礼申し上げます。ありがとうございます。さらに多くの人に読まれますと幸いです。
コメント