モラと午後のロードショー

モラ

薫風の五月、芒種の時期になりました。小二になった我が娘もプチトマトを栽培中です。2粒撒いて発芽しましたが、一つは双葉のうちにベランダの強風に負けて折れてしまいました。一つは本葉も出て順調に育っています。

この季節、コロナ以前は子供参加型のイベントや帰省などに追われて時間と体力を消費していたものですが、今や移動と接触の制限で全てがキャンセルになりました。

こうなったらモラを縫う!部屋を片付ける!服の処分!子供のお家実験に付き合う!子供が行きたがっていたホビーショップで買い物する!録画しておいた映画を観る!浴衣の着方を復習する!クレイでフェイスパウダーを作る!夏用マスクを作る!学校からのお便りを整理!(先日はうっかりしていて、当日の通勤電車の中で保護者会に気が付いたものです/(^_^;)/

さて何から手をつけようか…おもむろに制作途中のモラ出し、録画してた映画をBGMにコーヒーを入れると折しも午後のロードショー、25周年祭りで豪華ラインナップなのです。午後ロードでまったりコースか、サタデーシネマ、怖めのサスペンスをチラ見しながらモラをやろうか…怖いもの見たさの好奇心に負けてサスペンスをチョイス。

心理学的には、恐怖やパンデミックをテーマにした映画に好奇心を抱く人の方が、ロックダウン下でも打たれ強いメンタルを保ったそうです。つまり、映画の最悪のシナリオを経験する事により、現実に起こるであろうストレスに対処する力を備えていくようです。なるほどね、そういえば妊娠中にたまた午後ロードでやっていたものでローズマリーの赤ちゃん、網走番外地などを見ていました。(^^;;)

最近見た中で面白かったものを挙げてみます。

『ザ・ドライバー』カーチェイスもの。もと凄腕のカーレーサー?の寡黙な男が請け負う仕事は、強盗犯の逃走。警察の車が現場のカジノに駆け付けるまでに、犯人達が手間どり、車で待機しているのを女に目撃されてしまう。イザベル・アジャーニ扮する目撃者の女。ドライバーを追い詰める刑事にブルース・ダーン。セリフが少なく、アラン・ドロンの『サムライ』にも似たハードボイルドで見応えあり。同じカーチェイスもので『トランスポーター・イグニッション』も、ありえないカーアクションが面白かったです。

『スネークアイズ』ニコラス・ケイジ主演。我らのニコラス刑事と聞くだけで観る価値ありです。若かりし頃主演の『ワイルド・アット・ハート』、何と共演のローラ・ダーンは先日観た『ザ・ドライバー』の刑事のブルース・ダーンの娘でした!偶然の繋がりに感慨深いものがあります。内容はブライアン・デ・パルマという事で無難エンターテイメント作品です。どの映画も何かをしながら観るのは無理でした^^;


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